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ワタスゲ揺れる尾瀬を歩く(1) [尾瀬沼]

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今年はワタスゲが良さそうだ・・・今年は尾瀬に行く度にそう思った。
尾瀬ヶ原でも尾瀬沼でも,そして燧裏林道の湿原を歩いた時もワタスゲの花がいつもの年よりも明らかに多かった。
3年前の時に比べたら少ないかも知れないが,場所によってはその時以上に咲く所もあるのではないかと思った。
霜が降りてしまうと果穂になる前に枯れてしまう事もあるので遅霜の影響を心配したが,そんなこともなく期待は日に日に高まった。
SNSなどからもたらされる最新の尾瀬情報からも,ワタスゲがどんどん尾瀬で存在感を増していた。

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7月に入り至仏山も登山解禁になって,そちらも気になるところだが,
何年かに一度しか見られない方を優先しないわけにはいかない。今年見逃したら次はいつになるか・・・
檜枝岐から入り,尾瀬沼と尾瀬ヶ原を縦断することにした。
前日の宇都宮での急用を済ませ檜枝岐に向かう。到着は2時。車で仮眠して始発バスを待った。
目覚ましに起こされ,始発のバスに乗り込む。乗客は10人程度。皆,ちょっと眠そうだ。
沼山峠に着く頃,雲一つない空が徐々に朝の色に染まり,やがて真っ赤な太陽が顔を出す。
オレンジ色の光が林内にあふれる。結構まめに尾瀬に来ているせいか,登りもそれほど苦痛に感じない。
大江湿原に着くと,白いワタスゲの群落が出迎えてくれた。
朝露に濡れ水滴を纏ったワタスゲが朝日を浴びてキラキラと輝く。
予想通りやっぱり多い。でも,3年前の大江湿原の半分か1/3程度というのが率直な感想だ。
近くでは,ヤマドリゼンマイが梅雨の晴れ間の光をたくさん受けようと,真新しい緑の腕を目いっぱい広げていた。
いつも彩りを添えるはずのレンゲツツジは,今年はそれほど多くない上,やや遅れ気味である。
耳を澄ませると,遠くで響くカッコウの声。朝靄流れる大江湿原で繰り広げられるドラマの真っ只中で贅沢な時間を過ごした。

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朝露に濡れてまだ開ききっていないせいもあり,やや迫力不足のワタスゲを後に尾瀬沼東岸へ・・・
ビジターセンターの建て替えと再整備の名の下に,昨年以上にあちこちが痛々しく抉られている。
一番心を痛めたのがミネザクラと燧ヶ岳の写真を撮っていた場所の真横にテラスが新設されたことだ。
こんな場所にこんなものを新設する必要性が本当にあるのだろうか? 全くそのセンスを疑う・・・。
しかし,どうにもならない現実にやりきれない気持ちばかりが残る。

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長蔵小屋の売店でいつものコーヒータイムを済ませ,復活したライブカメラの動作確認をしてから尾瀬ヶ原に向かう。
沼尻に向かう林内で薫さんに会う。尾瀬での遭遇率は相当なものだ・・・
貴重な情報を教えていただき,その情報に乗って毎回忘れていたスタンプラリーを始めることにした。
今年は,尾瀬国立公園生誕10周年ということで様々な企画が行われているが,こうした企画に参加するのも楽しい。

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(尾瀬ヶ原編につづく)
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てばまる

 週末は暑い中お疲れ様でした。少ししか談笑出来ずちょっと残念でしたが、バッジ貰いに山の鼻までくるとは予想外でしたが、巻島さんも同じようなことしてますので尾瀬仲間はみな考えることは同じなんでしょうね(^^;)
 我々は7時くらいに尾瀬沼に入りましたので、アクアさんとは入れ替わりに大江湿原を見て、そして尾瀬ヶ原に向かった形ですね。

あのテラスはほんとに残念でなりませんね・・・まったくどうしてこんなものに許可がおりたのか、そして関係者がだれも反対しなかったのも解せません・・・。

by てばまる (2017-07-12 09:31) 

Aqua

てばまるさん,こんばんは。夕飯食べてから山ノ鼻へ向かえば良かったのですが,花見さんやJUNさんなど皆さんいるかどうかわからなかったし,山小屋が閉まる前にと思って急遽出かけました。
てばまるさんも缶バッジ集めてなかったのですか???
尾瀬沼~尾瀬ヶ原の時間は僕の方が1~2時間早かったのかもしれません。
あのテラスの場所は最悪です。何がしたくてあの場所を選んだのでしょうね。あそこでチシマザクラと燧ヶ岳のコラボを楽しみにしているひとへの嫌がらせ以外の何者でもありません。
by Aqua (2017-07-12 21:13) 

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