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3年ぶりの残雪の尾瀬へ・・・【第2日】 [尾瀬ケ原]

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【 ↑↑↑ 予報に反し,一日良い天気に恵まれ,夕日が一日を締めてくれた。 ↑↑↑ 】

【第2日目】5月4日(木)晴れ

 予報では夜半までは雲が多いが徐々に晴れてくるという。ちょうど上弦の月。月が沈むのもその頃なのでお誂え向きだ。
雲の様子を確認するため,午前0時頃に起きて確認したが,沈みかけた月が薄い雲に覆われ,星の撮影には厳しそうだった。もう一度起きて再度確認するつもりだったが,つい寝過ごしてしまい,目が覚めたのは3時30分。既に明るくなり始めていた。星の撮影は諦め,早朝撮影のためにそのまま起き,適当な場所を見つけてカメラをセットした。

 しかし,雲も朝靄も朝焼けもなく,至仏山が仄かにピンクに色付いただけの穏やかな朝だった。
尾瀬ヶ原全体が雪に覆われ,変化の少ない湿原で絵になる写真を撮るのは難しいと感じた。しかし,これだけ雪の多い年はここ数年では珍しい。その分,今年は花が期待できるかというとそうでもないらしい。昨年,いろんな花が不作で種もできなかったため,急に当たり年とはならないようだ。それでも昨年よりはいいだろうとつい期待してしまう。

 撮影したいものも少ないので早めに撮影を切り上げ,小屋に戻ってゆっくりと朝食をとる。今日帰るというhoriguchiさんや端谷さんとコーヒーを飲みながら談笑する。horiguchiさんは,今朝は早起きして星の撮影を済ませたという。寝過ごした自分を反省・・・。また,尾瀬沼の氷は急速に溶けてきて中央部を歩くのは危険だという情報から,なるべく早く尾瀬沼を歩こうと,早めに小屋を出発した。しかし,下田代は中田代以上に雪解けが進んでいて,面白そうな場所もあったのでついつい寄り道をしてしまう。

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【 ↑↑↑ いつも通り歩いても面白くないので,あちこちをブラブラと。 ↑↑↑ 】

 見晴に戻り,尾瀬沼を目指す。イヨドマリ沢までは登山道のマークの間隔が広い上,はっきりしないため見つけにくいが,道は夏の凸凹が雪で覆われ寧ろ歩きやすい。ただ,急峻で道幅も狭く,滑りやすいので注意が必要だ。

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【 ↑↑↑ 森の中で見た「環水平アーク」。尾瀬沼で見たかった・・・ ↑↑↑ 】

 途中,「環水平アーク」も見られたが森の中でうまく撮影できなくて非常に残念だった。
 昼食を済ませ,春光眩しい尾瀬沼に到着。思ったよりも氷が溶けていて尾瀬沼の上を横断するのは無理そうである。周辺部を注意しながら歩くしかなさそうだ。ヒヤッとする場面も何度かあったが,無事に長蔵小屋に到着。

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【 ↑↑↑ 予想以上に速い尾瀬沼の雪解け。周辺部以外は急速に雪解けが進む。 ↑↑↑ 】

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【 ↑↑↑ 場所によっては赤シボの出ている場所さえある。 ↑↑↑ 】

 チェックインを済ませて早々に風呂に入って撮影に備える。長蔵小屋の都合で夕食の開始時刻が遅くなったが,夕日が沈む前に撮影を始めることができた。そこで,hidamariさんに遭遇。ちょうどシャッターチャンスだったので,ちょっと挨拶してすぐに撮影を始めた。

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【 ↑↑↑ なんだこの不思議な太陽は?・・・・ ↑↑↑ 】

 太陽から放たれた眩しい光が上空に向かって真っ直ぐ伸びている。これって「太陽柱(サンピラー)?」。空気中の氷晶の表面で太陽からの光線が反射され,太陽の虚像として見えるのが太陽柱だ。少し前に出ていた「環水平アーク」も空気中の氷晶が原因らしいので,今日は空気中に氷晶が多いのかも知れない。太陽が沈んだ後も太陽柱はそこに伸び,さらに途中で水平に伸び,巨大なクロスを創り出していた。つい先日,亡くなった和風さん,shinさんを弔うかのように・・・。
この場を借りて御二人の御冥福を心よりお祈りいたします。

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【 ↑↑↑ 先日亡くなった2人の尾瀬友さんの思いが・・・・ ↑↑↑ 】

 天気予報からこの日は星の撮影は無理だろうと諦めていたが,予報は良い方に代わってきている。ひょっとしたら撮影できるかも・・・。今度こそ寝過ごさないようにしようとこの日も早めに休んだ。
龍宮小屋~(尾瀬ヶ原~(尾瀬ヶ原下田代散策)~見晴~沼尻~(北岸ルート)~長蔵小屋(32,045歩)

【3日目に続く・・・】