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初秋の尾瀬に集う(No.2) [尾瀬ケ原]

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 翌朝の撮影に備えゆっくり休みたいところだが,夜は夜で撮影するものがあり,ゆっくり休めないのが最近の尾瀬。この2日間の予報は晴れだったので星空,月白虹,白虹と期待するところは多かったのだけれど,雲が多めでどうにも撮影向きではない。2時頃起きてちょっとだけ撮影を試みるが,収穫なし。

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【オフ会前に撮影した1枚。夜,一番条件が良かったのがこの頃。】

 朝靄が立ち込めた上,上空は低い雲に覆われ,あまり期待できそうになかったが,一旦小屋に戻って再度,カメラと三脚を持って小屋を出る。
 薄暗い中,遠くで三脚を立てているのはオフ会のメンバーだろうか?さらに先まで行ってみると,JUNさん,youicさんもスタンバっていた。

 太陽が昇る時間が近づくと雲の隙間から茜色に染まった空が少しだけ見えた。池塘のある場所まで行って三脚を立てるが,期待していた朝焼けもなく夜が明け,明るくなった。しかし,日の出が近くなると,どんどん上空の雲が移動し,青い空のエリアが拡大した。

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 ちょうどその時,燧ヶ岳のかなり右の方から零れだした光が湿原を照らす。光もあるし,朝靄もある。これなら白い虹が現れるだろうと目を凝らして見るとぼんやりしたアーチが確認できた。近くにいたyouicさんにも伝えたが,それまで確認できていない様子だった。そこにNHKの取材班も現れ,取材をうけているうちに再び白虹が現れた。今度のは,形は不完全ながらもはっきりそれと分かるレベルの白虹だった。

 しばらく見ていなかった白虹を見ることができ,揚々として小屋に引き返そうとすると,遠くのヤマドリゼンマイの上空をドローンが飛んでいた。龍宮十字路付近に近づくとNHKのスタッフがそのドローンから送られる映像を見ながら操縦していた。朝靄の上空から見たドローンの映像はとても魅力的で,衝撃的だった。

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 小屋に戻り,youicさんと一緒に食事をとり,淹れ立てのコーヒーで一息つくと,いつもの記念撮影タイム。みんなでワイワイ言いながら撮影するのはオフ会の恒例行事である。今回同宿だったたもあみさんのパノラマカメラでもとっていただいた。記念撮影が終わると,それぞれのペースでそれぞれの場所に分かれていく。ぼくはといえば燧裏林道を通って帰る選択肢もあったが,距離がある上,どうもこちらには良いイメージがないので来た道を帰ることにした。

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 天気はすっかり回復して,昨日同様,遮る物のない尾瀬ヶ原を歩くのは相変わらず暑かった。NHKのドローンに触発され,まだ操縦に不安があったが,今回初めて尾瀬に持参した「AIR SELFIE」を飛ばしてみた。10m位上昇させると,軽い機体のため上空の風に流されいきなり近くの木に引っかかってしまった。木を揺らしてみても落ちてこない。上空でビープ音が空しく響く。尾瀬初飛行でいきなりロストか・・・と思って焦ったが,何度か木を揺らしたら何とか落ちてきた。
 最後にちょっとハプニングがあったが,天候にも恵まれ,久しぶりに多くのメンバーが集結した楽しいオフ会だった。

竜宮小屋~見晴~沼尻~尾瀬沼~三平下~沼山峠~御池 (24,555歩)

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【これ以降は今回撮影した花たちです。この時期のお気に入り「アケボノソウ」】

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【オゼトリカブト】

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【オヤマリンドウ】

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【サラシナショウマ】

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【ウメバチソウ】

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【前回見てどのようになっているのか気になっていたシャクジョウソウ。終わりかけていました。】
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初秋の尾瀬に集う(No.1) [尾瀬沼]

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 尾瀬好きの仲間がネットでつながりオフ会が開かれるようになって,今年で13年。今年もそのオフ会が開かれるとあって尾瀬に出かけた。

 寄り道をしながら御池に着いたのが11時。ハイシーズンの賑わいはなく,駐車場は比較的空いていた。接続が悪く,30分近く御池休憩所ベンチでバスの到着を待った。日常の慌ただしさを忘れさせてくれる長閑なひと時を味わいながら・・・。徐々に人も集まり始め,沼山峠行きのバスもいつしかいっぱいになった。

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【沼山峠から。木々が生長して,すっかり尾瀬沼は見えなくなってしまいました・・・】

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【草紅葉もそろそろ始まり,まもなく見頃を迎えそうです】

 日照時間が観測史上最低を記録した今夏。その流れを引きずり,9月になってもあまり良い天気に恵まれなかったが,この日は朝から完璧な青空が広がり,絶好のオフ会日和となった。シラタマノキの白い実,ゴゼンタチバナの赤い実,オヤマリンドウに迎えられ,辿り着いた尾瀬はいつの間にか初秋の様相である。
 大江湿原上空には,次々にフォトジェニックな雲が行き交う。あちこちで足を止め,写真を撮りながら見晴地区に向かう。

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【強い日差しとそれを反射する尾瀬沼。そして上空を行き交う雲はまだ夏を思わせる】

 沼尻付近に近づくと見慣れない建物が・・・。沼尻休憩所だ。以前ここを訪れた時には,火災で変色したコンクリートの基礎があるだけだったが,いつの間にかテラスが出来上がっていた。休憩所も柱や屋根もつけられ,周りには足場も作られていた。再建されるのはずっと先かなぁ・・・と思っていたのでただただ嬉しかった。

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【沼尻休憩所も来年には再建されそうです】

 初秋とは言っても陽差しは強く,歩いていると汗が吹き出す。まだまだ日陰が恋しい季節。森の中に入るとほっとする。燧ヶ岳の見晴新道との分岐が近づくと,何やら人の声が。もしやと思ったらやはり薫さんだった。オフ会に参加する予定だが,燧ヶ岳の登山道の標示をつけながら入山したのだ。見晴でちょっと休んでから,オフ会の行われる竜宮小屋に向かう。

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【ウワミズザクラの紅葉も進み,美味しそうな実をつけています】

 小屋では既にkazuさん夫妻,horiguchiさん,youicさんが澄夫さんと話していた。NHK前橋のスタッフも取材で来ていた。以前,フォトコンのことで問い合わせがあり,この日オフ会があると伝えるとその様子も取材させて欲しいとのことだった。そして,カメラが回る中,和風子さん,お千賀さん,山好きなおっちゃん,JUNさん,ともさん,薫さんも加わり全員がそろった。

 久しぶりの再会だったので笑顔が溢れた。和風子さんを励ますこともこの集まりの目的の一つだったので,和風子さんが元気そうにしていたのが何より嬉しかった。風呂に入り,一緒に夕食をとる間も皆,楽しそうだ。
 この日は,月が昇るのが20時前後だったので,その前に星空を撮影したくて数人が三脚を抱えて龍宮十字路に向かう。薄い雲が上空を覆い,撮影にはあまり向かない条件だったが,慌ただしく撮影を済ませて小屋に戻ると,いよいよオフ会の始まりだ。昨年,この回の常連だったshinさん,和風さんの二名が相次いで亡くなった。その二人が今回参加できないのはやはり寂しいが,二人の元気な時の写真も飾られ,会の様子を見守ってくれた。和気藹々の雰囲気の中,話も弾み消灯時刻までそれぞれの尾瀬への一年分の想いを語り合った。

御池~沼山峠~尾瀬沼~沼尻~見晴~竜宮小屋(22,373歩)
(No.2に続く)
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