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初冬の尾瀬空撮 【3】 [尾瀬沼]

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【尾瀬でドローンを使用して撮影をするにあたり,航空法等の法令を遵守し,各所への許可申請を済ませた上で撮影しております。】

寝ていても,時々ガラス戸をたたく風雪の音が気になる。まだ雪は降り続いているようだ。
外の様子を確認すると,雲の切れ間から星や月が顔を出すが,直ぐに流れる雲にかき消され,どんよりとした雪景色に戻ってしまう。
夜明けとともに,雪晴れの湿原に飛び出すつもりでいたが,そう思った通りに事は運ばない。
明るくなっても雲に覆われた空から時々雪が落ちてくる。

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食事前の散歩を兼ねて小屋の周囲を散策する。期待した雪は,強い風に飛ばされてそれほど積もっていない。
写真はスナップ程度。その分,今年最後の山小屋の朝食をゆっくり味わうことができた。
挽き立てのドリップコーヒーの香りに談話室が満たされ,のんびりとした時間が流れる。
渋滞する前に早めに下山する花見さんを見送り,撮影機材を持って大江湿原に出る。

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午前中に雪は止み,昼頃までには晴れるとの予報通り,9時頃には雪も止み,少しずつ雲の隙間から漏れた光が湿原を照らすようになる。
風も結構あるが,ドローンを飛ばせないほどではない。最初に飛ばすのはなかなか勇気が必要だが,意を決して最初のフライトを行う。
ここでも下から見ていたのでは分からない大江川の流れ,上空からの見た三本カラマツ・・・モニタに映される新鮮な映像に心躍る。
久しぶりに味わう撮影していてワクワクするこの感覚。

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まだ,機器は思うように動いてくれないが思うようにコントロールできるようになれば,今まで見たこともない視点から,木道からでは決して見れない画像を次々に見せてくれるようになるだろう。
最近何かと話題になり議論を巻き起こすドローンだが,風景写真の分野においても革新をもたらすに違いない。

予報通り,昼頃になると新雪に覆われた真っ白な燧ヶ岳の山頂がやっと姿を現した。
残念ながら気温も高くなり,湿原や木道を覆っていた僅かばかりあった新雪は,その頃までにはかなり溶け,初冬の雰囲気は薄らいでいた。

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途中,hidamariさんやozebakaさんとの再会も果たし,長蔵小屋で昼食をとってから下山した。
三平峠を越え,高度を下げるにつれて,徐々に季節は戻り,大清水付近はまだ晩秋の装いだ。
最後の白い尾瀬も見れたし,これで,今年の尾瀬の撮影も一段落だ。
今年もいろいろな光景を見せてくれた尾瀬に感謝をして一年の締めくくりとしたい。

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