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初雪の尾瀬沼へ・・・(2) [尾瀬沼]

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夕食後部屋に戻りゆっくりしているといつの間にか眠ってしまい,気付くと11時を回っていた。
外の様子が気になり,窓から外を眺める。
雪は早々に止んでしまったようだ。その後積もった様子はなく,来た時とそれほど変わりは無い。
星は出ていなかったが,燧ヶ岳山頂は見えてたので天気は回復傾向にあるようだ。
もう少ししたら星が見えそうだ・・・。
次に目が覚めたのが3時。見上げたら満天の星空だ・・・
急いで必要な物だけを取りまとめ,長靴を履いて定番ポイントに向かった。

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誰もカメラを構えている人はいない。急いで三脚をセットして撮影開始・・・
数枚撮影しているとカメラを抱えた人がやってきて,近くにカメラをセットし始めた。
星の撮影に来ているはずなのに無神経にライトをつけて何度も周囲を照らしている。(>_<)
雲も出てきたし撮影の邪魔をされるのがいやだったので撮影ポイントを変えた。
次第に雲が増え上空を覆い始める。雲が動くのを待っていると,長蔵小屋から朝食の準備をが始めるための明かりが冬囲いの隙間から漏れ始めた。
なかなか思うような写真がとれないうちに星の数もだんだん減り,空も明るくなってきた。

ちょっと一休みしたくて,一旦小屋に戻る。
朝の風景を撮影するため再び外に出る頃は,周囲の様子がはっきり分かるようになっていた。
積雪は1cmもない。燧ヶ岳の山頂もほとんど積雪していないようだ。
焼けるのを期待して三脚を構えていると,山岳写真家協会の撮影ツアーのカメラマンが多数集結し,一気に賑やかになる。
しかし,高い所に薄雲が広がり,雲も燧ヶ岳山頂も焼けないままだんだんと空は明るくなってしまった。
残念だが,この後の天気の回復を期待して小屋に戻り,朝食をとる。

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朝食,部屋の片付けと急いで済ませ,全ての荷物を担いで外に出る。
なかなか思うように晴れないので諦めて帰ろうと荷物を片付け始めた時,雲の切れ間から光が漏れ,燧ヶ岳にその影を落とす・・・。
慌ててカメラを構えてしっかり記録するが,感動的だったのはこの一瞬だけだった。
荷物を背負ったまま尾瀬沼周辺をウロウロと歩き回る。
長蔵小屋の目の前の林はビジターセンターの再整備が始まり,綺麗に伐採され更地になっていた。再開発という名目での自然破壊はあまりにも悲しい・・・ 
見慣れた林や樹木はもう戻らないと思うととても寂しくなった。

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さらにこの先,どのように開発が進むのかと気を揉みながら,初雪に包まれたこの光景を目に焼き付け,初冬の大江湿原を後にした。
昨年は見ることができなかった尾瀬での新雪。今年は何とか見ることができたので一区切りはついたのだが,
もっと本格的な降雪を見てから,今年の尾瀬締めとしたい。
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初冬の尾瀬沼から檜枝岐へ。
檜枝岐は秋真っ盛り。天気も回復し,全山燃えるように染まった紅葉が鮮やかだ。
あちこちで車を駐め,尾瀬ヶ原や尾瀬沼で楽しめなかった紅葉を味わいながら帰宅した。

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初雪の尾瀬沼へ・・・(1) [尾瀬沼]

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今年の紅葉は華々しさもなく散り,気付くといつの間にか10月末。
来たるべき冬に備えて山小屋も冬囲いに囲まれ,今週末で営業を終わろうとしている。
今年は,10月最終週の週末まで営業しているのは檜枝岐小屋と長蔵小屋を残すのみだ。
天気は良くなさそうだが今年はまだ尾瀬沼地区には泊まっていなかったし,檜枝岐の新蕎麦も食べたいと思っていたので,
天気が崩れたとしても雪の可能性も少なからずあるだろうと,仄かな期待を抱いて予定通り出かけることにした。

関東地方の天気は回復傾向で,朝から青空が見えるようになっていたが,尾瀬を含む日本海側は西高東低の気圧配置になるためよくはならないようだ。
昼頃に檜枝岐に着く。このところ何度か食べそびれているので食べられる時に食べておこうといつもの「まるや」に立ち寄り,お目当ての新蕎麦をいただく。
土曜日だったせいか店内はそれほど混んでいなかった。

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御池に着く頃,小雨が降り出す。よく見ると霙だ。ひょっとすると山頂では雪か・・・
雨具を着込んでバス停へ。だんだん激しく降る霙をぼんやり眺めながらバスの発車を待つ。乗客は他に3名。
紅葉もすっかり落ち,シーズンオフとなった尾瀬に向かう登山者はめっきり減った。
うとうとしていつの間にか着いた沼山峠もひっそりとしていたが,営業しているというだけで非常に心強い。

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滑り止めを着け,白くなった登山道をゆっくり登る。いつしか霙は非常に細かい粉雪に変わり,登山道に降り注ぐ。
クマザサも苔も,白い粉砂糖を塗され,あちこちの風景がクリスマスバージョンに変わっていく。
オオシラビソの木々も白くなり,クリスマスの街中を歩くようなウキウキした気分になる。
行き交う人の少ない登山道をゆっくりと辿りながら長蔵小屋に着く。

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部屋はいつもの24番。今日の宿泊客は50~60名程度だ。
営業終了間近だとボイラーの保守等のため,風呂には入れないことが多いが,今回は男女時間交代制で入浴できた。
今年最後の山小屋のお風呂と長蔵小屋でのマイブームになっているホットワインで冷えた体を温めぐっすり眠った。
明日の朝までに大江湿原はどれくらい白くなっているだろうか・・・
天気が回復して大江湿原の上に輝く冬の星座を,そして,朝日に輝く真っ白な燧ヶ岳を見ることはできるだろうか・・・

夏至の頃 [尾瀬沼]

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【↑↑↑↑↑ 沼山峠展望台から。ココも年々見通しが悪くなってきています。 ↑↑↑↑↑】

雪溶けが一ヶ月近くも早く,いつもよりも早く芽吹きだした植物に,6月に入ってからの連続の遅霜,小雨と踏んだり蹴ったり状態の今年の尾瀬。
いつもならそろそろワタスゲが見頃を迎えようかという時季だが,今年は既に終盤。
尾瀬沼のレンゲツツジもそろそろ見頃かも知れないし,何より好天の予報が出ているのが嬉しい。
入山口は福島県側。最後まで行くかどうか決めかねていたオサバグサ祭りは今年はパス。
どう考えたって時季外れもいいところ・・・。
案の定,見頃は2週間前ぐらいで,今は山頂付近に僅かに見られるだけだそうだ。
そのまま,御池から尾瀬沼・尾瀬ヶ原に向かうことにした。

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【↑↑↑↑↑ ヤマドリゼンマイが小雨でも健気に伸びています。 ↑↑↑↑↑】

今年初の尾瀬沼。
沼山峠の展望台から望む尾瀬沼は,初夏の日差しに湖面が目映く煌めいている。
足早に大江湿原の片隅に立つと,ワタスゲは例年の10分の1もない・・・。いや20分の1か。
他の植物も6月の霜の影響で湿原全体の植物の葉先は茶色く変色している。
加えて小雨と低温。元気がある方が不思議なくらいだ・・・。

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【↑↑↑↑↑ コバイケイソウも今年は不作 ↑↑↑↑↑】

それでもタテヤマリンドウだけは,見頃を過ぎつつあるがあちこちに群落を作っていた。
尾瀬沼のレンゲツツジは花芽だったので,難を逃れたが,その数は圧倒的に少ない。
ヤマドリゼンマイは少雨の影響をもろに受けていたが,芽吹いて間もない鮮やかな黄緑色が,湿原に爽やかな彩りを添えていた。

長蔵小屋売店のいつものコーヒーで一服して,尾瀬ヶ原に向かう。
いつもなら端境期。
行き交う人も少なく,鳥の声が響く尾瀬沼から尾瀬ヶ原を結ぶ森を抜ける。
尾瀬ヶ原に出ると,再び,ぎらぎらした日差しが照りつける。
容赦ない暑さが夏を感じさせる。

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【↑↑↑↑↑ 真夏の日差しを避け林内へ。木漏れ日揺れる林内は涼し~ ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 沼尻休憩所の早い再建が望まれます。 ↑↑↑↑↑】

竜宮では,horiguchiさん,たもあみさん,多羅尾さんと次々と再会した。
澄夫さんも交えてコーヒーで一服しながらの,情報交換タイム。
Facebookで情報も総合すると,花見さん,薫さん,JUNさんも入山しているようだ。
早々に食事を済ませ撮影に備えて待機する。
夏至が近いので夕食から日没までの時間が長くとれるのは有り難い。
このところ夕焼けに恵まれていなかったので,今回もだめかもとあまり期待していなかったが,今日は高いところに雲が残っていて期待がもてそうだった。

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【↑↑↑↑↑ 完全に葉を広げる前のこの色合いが好きなんです。 ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 久しぶりに尾瀬ヶ原で見る夕焼けでした。 ↑↑↑↑↑】

horiguchiさんと竜宮十字路付近の池塘の傍にカメラをセットし,その時を待った。
刻々と変わる空の色,あちこちに飛び交う雲・・・
日が沈むと,周囲のだんだん紅に染まり出し,最後は景鶴山の上が真っ赤に焼けた・・・
久しぶりに尾瀬で見る夕焼け。これを機にこうした機会が増えたらと思う。
小屋に戻り,horiguchiさんや澄夫さん,多羅尾さんとゆっくりおしゃべりして部屋に戻った。
十三夜だし,星の撮影は無理そうだが,夜霧の加減によっては月夜の撮影も試みようと考えていたので9時頃には休んだ。
(2日目につづく・・・)

ショック・・・ 沼尻休憩所火災 [尾瀬沼]

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9月21日,尾瀬沼にある長蔵小屋経営の沼尻休憩所が火災で全焼しました。
小屋の電気を賄っていた発電機が出火原因のようですが,幸い人的被害はなかったようです。
消防車は当然入れないので人力で沼の水を使って消火に当たったようですがほぼ全焼したようです。

ネットニュースや友人の書き込みで火事の経緯を聞き,茫然として声を失いました。
尾瀬沼周辺で一番ほっとする場所がこの場所で,ここで休憩するのをいつも楽しみにしていたからです。
尾瀬ヶ原から尾瀬沼に抜ける時,尾瀬沼一周をする時,ナデッ窪経由で燧ヶ岳に登る時など
一息つくにはちょうど良い場所でしたし,何よりそこから見る風景が開放的で大好きでした。
特に,日差しの眩しい夏の日差しに揺れる湖面を,沼を吹き抜ける風に吹かれながらのんびりと見ている時間は,尾瀬にいることを実感させてくれる貴重なひとときでした。
そんな時間がもう帰ってこないと思うと,悲しすぎて涙がこぼれます。

富士見小屋が年内で営業を終えること,渋沢温泉小屋が大雪による倒壊で再開のめどが立たないことなど尾瀬の歴史を見続けてきた尾瀬の大事なものがどんどん失われていくのは辛いです。
そんな貴重な場所を,時間をこれから尾瀬を訪れる人にも味わってもらうためにも
是非,再建をお願いしたいものです。
でも,もし再建されても,以前と全く同じと言うことはあり得ないでしょうから
あの光景は,あの時間は,やはり思い出になってしまうのでしょうか・・・ (;_;)

あの光景を思い出したくて,写真を探してみました・・・

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梅雨真っ只中の尾瀬へ [尾瀬沼]

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【今年もオサバグサに会いに行ってきました】

6/13~14日,長蔵小屋泊まりで実質今年2度目となる尾瀬に行ってきました。
梅雨入り直後で天候もそれほど期待できなかったものの,日にちを選べずこの日に行くことに。
初日は良い天気でしたが急速に雲に覆われ,2日目の朝にはポツリポツリと雨が落ち始める
天候で,久しぶりにしっとりとした尾瀬を味わいました。

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【一番密集している場所でもこの程度・・・ (;_;)】
初日は,このところ恒例となった帝釈山のオサバグサ見に行きました。
帝釈山地域が尾瀬国立公園に編入され,この花の存在を知ったのですが
俄にクローズアップされたため,生育環境は悪化の一途を辿り,盗掘等の被害にも遭っている様子。
さらに今年は裏年の上,花の時期も既に終わりかけていて,
今まで見た中でも一番少なく感じました。
たぶん最盛期の100分の1もないような印象です・・・ (/_;)
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【記念のバッジをいただきました】

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【ゆっくり歩くと思わぬ発見が・・・】
その足で尾瀬沼に向かいます。
長池付近の雪解けによる地盤沈下のため,歩行区間となっていた長池~沼山間の道も
1.5kmに短縮され,徐々に尾瀬沼への道も復旧しつつあります。
徒歩区間僅か1.5km時間にして20分程度の道ですが,歩き慣れていない分,とても新鮮で
燧ヶ岳が樹林帯の上に見えたり,ハクサンチドリが道ばたにたくさん咲いていたりと
思いがけない発見もありました。

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沼山峠から尾瀬沼に向かう道はまだ所々残雪があって,尾瀬はまだ春だということを実感しました。
峠の道ではイワナシ,大江湿原ではミネザクラやチシマザクラがちょうど見頃を迎えていました。
しかし,昨年あんなにあったワタスゲの花はほとんどありません。
尾瀬ヶ原も同じような状況だったので想像はできましたが,昨年との落差にガッカリ・・・。

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大江川に架かる小淵沢田代に向かう橋の修理も終わり,立派な橋が架かっていましたが
今度は三本カラマツのところの橋が雪の重みでポッキリと折れてしまいました。
毎年あちこち大変です。
夕暮れ時にはやや光が差し込んだものの午後はずっと鉛色の雲が空を覆い尽くしていました。
夕焼け・朝焼け,星空,朝靄・・・などがなかった代わり,
ゆっくり朝食を味わう時間はたっぷりあり久しぶりに尾瀬でのんびりしました。

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帰りにhidamariさんアラスカの話を聞き,オーロラへの思いをまた強くしていると
帰りがけにかおるさん,ozebakaさんとばったり・・・。のんびり談笑して帰路につきました。

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