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錦秋の尾瀬へ(2日目) [尾瀬ケ原]

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【↑↑↑↑↑ 湿原内はどこを見ても真っ白 ↑↑↑↑↑ 】

夕食後,外の様子が気になって辺りを散策するが,いつもなら発生する夕霧も全くなし。
絶好の星の撮影日和だ・・・。
部屋に戻ってすぐに寝られるように準備をして,最小限の荷物だけを持って外に出る。
月が出る7時16分までに撮影を終えたい。
街明かりもないので太陽が落ちると周囲は一気に暗くなる。至仏山の左肩には銀河が空高く伸びていた。
体の芯が冷えるまで星景を撮影したので,風呂で温まってゆっくり休んだ。

 夜中に目が覚め,外を見ると月が煌々と秋の湿原を照らしている。霧も出ているし,霜も降りているようだ。
百名山登山を目指す団体客が4時30分ごろから慌ただしく動き始まったので,それに合わせて撮影準備を整える。
木道は真っ白に霜が降り,滑り止めがないと危険な状態だ。
さてどこで撮影しようかと悩んだが,木道も滑りやすいし戻ることも考えて今回も下の大堀に向かう。

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【モノトーンの世界に少しずつ色彩が戻ってくる】

朝靄が流れ,幻想的な雰囲気を醸し出している。
しかも,ズミや湿原に枯れた植物を霜が綺麗に縁取り,湿原が一気に華やいだ雰囲気になっている。
小霜と中霜の間ぐらいといったところか・・・。 びっしりと霜がついていた。
星の撮影用に準備していたヒーターを巻き,霜の付着に備えた。
相変わらず雲一つない空で,朝焼けの気配は全くない。気づくと至仏山の山頂から赤く染まっているのが分かる。
振り返ると,燧ケ岳は朝靄の上に浮かんでいた。
やがて,湿原に太陽の光が届くと,湿原を覆っていた霜が徐々に溶け,宝石のように輝きだす。
これも,いつまでも見ていたい光景の一つだ・・・。

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【↑↑↑↑↑ 寂しげな湿原も一気に華やぐ・・・ ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 自然の仕事は丁寧だ。どんな小さな葉の隅々にも装飾が行き届いている ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 光を受けて湿原に散らばった宝石が輝く・・・ ↑↑↑↑↑】

時間を忘れて撮影していると朝食の時間をかなり過ぎていた。
急いで小屋に戻って食事をとってから,宿泊客がほとんど出かけてひっそりとした
小屋で小屋主さんや常連の端谷さんと談笑してから白砂峠越えで尾瀬沼に向かった。

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【↑↑↑↑↑ ところどころで色鮮やかなブナの黄葉が出迎えてくれる。言葉を失う美しさだ ↑↑↑↑↑】

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【↑↑↑↑↑ 尾瀬が今年最後のそして今年一番の輝きを見せてくれる ↑↑↑↑↑】

尾瀬沼ビジターセンターでhidamariさんを探すと,接客中だったので,女性カメラマンによる写真展をじっくり見てからhidamariさんと談笑した。
今年は写真展など何かとお世話になったが今年のシーズンもあと僅かである。
もう今年は来れないかもしれない尾瀬沼との別れを惜しみ,ゆっくりと沼山峠の道を辿った。
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コメント 10

鉄まんアトム

霜も黄葉も素晴らしいです、きっと寒さに幸せを感じたことと思います。これで中霜未満ですか、1枚目ですでにノックアウトです。うぅ~~ん、ため息。花火なんか見ている場合じゃなかったなぁ‥(笑)

by 鉄まんアトム (2014-10-14 22:57) 

てばまる

霜の湿原、いいですね~ 尾瀬のシーズン終わりを実感する光景ですね。
初冠雪、初雪もそろそろかな~?

by てばまる (2014-10-15 00:40) 

よしころん

>自然の仕事は丁寧だ。どんな小さな葉の隅々にも装飾が行き届いている。
仰る通りですねぇ。 それにひきかえ私は・・・^^;
そしていつもながらの素晴らしい写真ありがとうございます。
by よしころん (2014-10-15 07:40) 

Aqua

>鉄まんアトム さん
寒いのは苦手ですが,その季節が見せる美しさはどの季節よりも素敵ですね。白い尾瀬もうすく本番です。
by Aqua (2014-10-16 02:12) 

Aqua

>てばまる さん
 これから尾瀬が益々素敵な光景を見せてくれると思うと楽しみでもあるのですが,尾瀬のシーズンが終わると思うと寂しいですね。

by Aqua (2014-10-16 02:14) 

Aqua

>よしころん さん
よしころんさんの植物や自然を慈しんだり,温かく見守ったりする写真にいつも癒されています。なかなか高い山に行く機会がないので尾瀬も含めてよしころんさんの切り取る風景,これからも楽しみにしています。
(^^)ノ
by Aqua (2014-10-16 02:22) 

hanami

霜の朝、綺麗ですねー。
私はこの日御池ロッジで朝を迎え、駐車場で霜が降りたことを知りました。
熊沢田代に向かっていたら、JUNさんとバッタリお会いしました。
アクアさんとは今回はお会いできず残念でした。
by hanami (2014-10-16 17:41) 

Aqua

>hanami さん
今回はお会いできませんでしたが,竜宮の小屋じまいまでにはどこかでお目にかかれそうです。このところ冷え込んでいるし,一気に冠雪や降雪がありそうな気配です。それが楽しみでもあり,心配でもありまます。
by Aqua (2014-10-17 00:50) 

ロゼ

小説家ですね。写真もきれいです。
百人一首の「白露に風の吹きしく秋の野は、貫き止めぬ玉ぞ散りける」ですね。
本当にきれいです。
by ロゼ (2014-10-24 21:07) 

Aqua

>ロゼ さん
朝露や霜の降りた秋の早朝にぴったりの句ですね。こうした光景は本当に一瞬しか見ることができません。儚いからこそ美しいのかも知れません。
by Aqua (2014-10-26 10:04) 

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