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雨上がりの尾瀬を歩く【1】 [尾瀬ケ原]

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【上空から見る尾瀬ヶ原は少しだけ秋が進んで見えました。】

 また今年もオフ会の季節がやってきた。なかなか出会えない尾瀬仲間もいるので一年ぶりの再会を楽しみにこの日を待った。
しかし,2日間とも雨の予報にテンションは下がりっぱなし・・・。

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【雨の滴がいっぱいのズミの実】

戸倉についてスマホで情報収集すると,尾瀬仲間は続々と尾瀬入りして今の尾瀬を見せてくれる。
相変わらず車の外は,雨がザーザーと激しい音を立てて降っていた。
こんな天候の中をカッパを着て歩いたことはここ暫くなかったので,どうしたものかと悩んだりもしたが,気持ちを奮い立たせ,バス連絡所に向かった。

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【湿原最後の花「エゾリンドウ」が湿原のあちこちに・・・】

個人なら間違いなく中止するレベルの雨なのに,連絡所には次々と人が集まってくる。
乗合タクシーは直ぐに満員となり,直ぐに鳩待峠まで運んでくれたが,そこには,やはりほとんど人影がない。
雨は相変わらず降り続けていたのでカッパを着たまま歩き始める。自由に写真を撮れないもどかしさはあるが直ぐに馴れた。
木道は雨に濡れいかにも滑りそうだ。幸い何事もなく山の鼻に到着できたが,雨は一向に止む気配さえない。

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【秋色の池塘に映った少しだけ見えた青空】

夕飯までに着くと尾瀬仲間に伝えてあるので,急ぐこともない。音を立てて落ちる雨や行き交う登山者をビジターセンターの窓からぼんやりと眺めた。
雨も徐々に弱まり,外も明るくなってきたので重い腰を上げる。
歩き始めて間もなく聞き慣れた声が響く・・・「和風子さん?」 やはり正解でした。
オフ会のメンバーと至仏山荘に昼食に行くと言うことだったので,一旦別れて一足先に龍宮小屋に向かう。

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【上田代は他よりも草紅葉の進み具合は遅いようです】

雨が上がったばかりなので湿原の植物が生き生きとしている。ズミの実も多くの滴をつけ雪だるまのようだ。
逆さ燧のポイント辺りまで来ると,晴れ間も見えだした。明日も飛ばせなかった時の保険と言うことで,何を置いてもまずドローン。
草紅葉の進行具合が気になったが,前回来た時とそれ程大きな変化はないようだ。

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【ヤマドリゼンマイは周囲が茶色に変色。夏の雨不足が原因か?】

その後もどんどんと天気は回復し,下の大堀が近づくにつれて晴れ間も見えるようになり,所々に光を振りまいていた。もちろん,これで飛ばさない選択肢はない。上空から見ると下から見るより秋の進んでいると感じる。雲間から漏れる日差しを受けてヤマウルシやナナカマドの赤,ヤマドリゼンマイの黄色がより一層鮮やかに輝く。
これで,明日雨になっても悔いはない。皆が待っている,龍宮小屋に向かおう・・・

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【やはり光を受けると紅・黄葉も鮮やかです。】

しかし,小屋に着いてもいつもの顔が見当たらない。急速に天候が回復したので皆,東電小屋方面に向かったらしい。
濡れたウェアを乾かしたり,風呂に入ったりしていると,いつしかオフ会のメンバーが集合した。
総勢15名。この雨の中みんなよく集まったものだ。
このメンバーが夕食後の食堂に集い,消灯時刻まで楽しい時間を過ごした。

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【池塘には空の色が映り込むのでやはり青空がイイです。】
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