So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

雪どけ水湛える尾瀬【3】 [尾瀬ケ原]

今回はドローンによる空撮の動画と360°パノラマ画像をアップします。
これで今回の残雪の尾瀬のレポは最後になります。次に行く頃は,新緑が綺麗な季節になっていることでしょう。また,ドローンで撮影するのが楽しみです。
こんな映像が見たい・・・など希望があったら是非お寄せください。可能な限りチャレンジしたいと思います。
【ドローンで空撮するに当たっては,関係各所に許認可を頂いた上で撮影しております。】


【なかなか見る機会の少なかった残雪期の尾瀬の上空からの映像をお届けします】

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

【上空からの360°画像です。景鶴山付近で撮影してみました】

nice!(14)  コメント(0) 

雪どけ水湛える尾瀬【2】 [尾瀬ケ原]

1.jpg
【池塘に朝の光が反射して綺麗です】
【ドローンで空撮するに当たっては,関係各所に許認可を頂いた上で撮影しております。】

 翌日,晴れることは信じて疑わなかったが,GPV予想では,やや雲の多い天候になるという。尾瀬ヶ原湖の空撮が最大の目的なのに,初日にほとんどドローンを飛ばせなかった上,2日目に曇ったら悲しすぎる・・・ 午前2時頃に目が覚めた時に外の様子を確認すると,月が薄い雲越しに見えた。星もそれほど見えない。ちょっとヤバイかも・・・。とはいえ,楽天的なので,寝て起きる頃には晴れてくれると相変わらず信じて疑わずそのまま寝てしまう・・・。

2.jpg
【あちこちの池塘も水かさは増していますがもう少しするとこの水量も半減?】

7.jpg
【尾瀬ヶ原湖の名残を上空から・・・】

 そして計画通り,4時起き。「ほ~ら,やっぱり晴れてる・・・」いいんだか悪いんだか,雲一つ無い快晴。
そして,これまた計画通り上田代に向かう。徐々にライトも要らないくらい明るくなるが,東の空に雲があるため,至仏山のモゲンロートはお預け。青く染まったモノトーンの尾瀬に朱が混じり,徐々に薄紫色に変わっていく。

3.jpg
【2週間前はあんなにあった雪も,一気に溶けてしまいました・・・】

 上田代に着くと数名のカメラマンがあちこちで三脚を構え,この光景を逃すまいと忙しそうに準備している。その中にてばまるさん,花見さんはもちろん,久しぶりに見る花畑先生の姿があった。時間とともに燧ヶ岳の右肩が一段と明るさを増しそこから光が溢れる。その弱い光が作る光景をカメラで撮影した後,ドローンを飛ばす。忙しくて体がいくつあっても足りない・・・

8.jpg
【研究見本園付近の赤シボは消えましたが,赤シボの影響で湿原は赤く染まっています。】

3 (2).jpg
【ほんの少し上昇・ホバリングさせて,池塘の上から撮影してみました】

 しかし,スマホのモニターに映し出される光景にはやはり目を奪われる。見たこともない角度から見る湿原。朝陽に輝く池塘・・・どれもこれも新鮮で見ているだけで心躍る。バッテリーの持ち時間は20分程度だが,何処をどう撮ったら良いのか試行錯誤しているとあっという間に時間が経ってしまう・・・。徐々にいつもの光景に戻る頃,朝食をとるためにてばまるさんと龍宮小屋に向かう。

5.jpg
【景鶴山と根開けが進む周囲の山々】

6.jpg
【牛首と上田代付近です】

 急いで朝食をとって出発準備を整えてから,またロビーでまったりとした時間を過ごす。9時頃小屋を後にして,帰りはどうやって撮影しようかと考え,てばまるさんとヨッピ経由で山の鼻に向かうことにした。それぞれの思い思いの場所でドローンでの撮影を行いながら,ゆるゆると山の鼻につく頃にはお昼になっていた。相変わらず行き交う人は少ない。GW最終日とはこんなに混まないものなのかというほど人がいない。そのせいか山の鼻小屋は既に店仕舞。昼食をとるのを諦め鳩待峠に向かった。雪どけが進む道の両脇にはショウジョウバカマやウスバサイシン,オオバキスミレなどの花が咲き出していた。
【完】

9.jpg
【山の鼻付近に残る残雪。この付近が一番雪の量が豊富でした】
nice!(11)  コメント(2) 

雪どけ水湛える尾瀬【1】 [尾瀬ケ原]

DSC08559.jpg
【鳩待峠の雪の上,5月の風に吹かれて鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいた】

 春の訪れが急ピッチな今年の尾瀬。ここに来てもそのスピードは全く変わらず,ついには5月2日には尾瀬沼も「沼開け」をしたという。史上最速だった2年前と大差ない状況だ。あれから2週間経ち,春先に見れる雪どけ水に覆われた尾瀬ヶ原を見たくて,開通したばかりの金精峠を越え戸倉を目指す。天候は目まぐるしく変わり,イロハ坂を上る頃は晴れていた空も,戦場ヶ原では強い風に煽られて,雪が横殴りに降っている。すると,てばまるさんから連絡が入る。少し遅れて鳩待峠に入り,山の鼻でテント泊するようだ。

DSC08556.jpg
【至仏山頂の真っ白な雪。吹き抜ける風も心地よさそう】

 戸倉に車を駐め,乗り合いタクシーで鳩待峠へ。GWだと言うのに意外にも少し閑散としていた。少し前まで悪天だったことやGWも明日が最終日であることが原因なのだろう・・・
 ほとんど雪の消えた鳩待峠からは,真っ白な雪を乗せ凜と聳える至仏山が見えていた。一足先に出かけて,山の鼻でてばまるさんを待つことにした。

415A0784.jpg
【山の鼻研究見本園の残雪。尾瀬ヶ原の残雪は山ノ鼻周辺が一番多い】

 山の鼻に向かう登山道の雪はほとんど消え,残り20~30%程度だが,これが踏み固められた上,凍って更に滑りやすいから厄介だ。テンマ沢に差し掛かる頃,端谷さんに出会った。撮影対象を風景から花の撮影にシフトし,デジカメで撮っているという。これも時代の流れか・・・。

DSC08584.jpg
【かなり雪どけも進み,間もなくここにもミズバショウの群落が見られる事でしょう】

 山の鼻にはそれほど人はいないが,常に人が出入りしていて落ち着かないので,研究見本園で小休止を兼ねて食事を取る。ここでてばまるさんと合流して龍宮に向かう。2週間前あれほどあった雪はほとんど消え尾瀬ヶ原の木道はすっかり出て,残雪は山ノ鼻周辺に僅かにあるだけだ。下ノ大堀のミズバショウももう咲き出し,一週間から10日もすれば見頃になりそうな気配である。

DSC08638.jpg
【思っていたよりも水量の少ない尾瀬ヶ原湖。良い条件に巡り会うのはなかなか難しい】

 途中,花見さん御夫妻に出会った。昨年11月の尾瀬沼以来である。ケガの経過も順調で,今年の初尾瀬を待ちきれずに今回来ることになったようだ。少し情報交換をして龍宮小屋へ。その前に気になる長沢のミズバショウを確認する。群落も小さく,花も小ぶりでいまいち迫力がない。さらに楽しみにしていた空撮も,風が強くここまで飛ばせていない。う~ん・・・・
てばまるさんと小屋主さんを囲んで,しばし談笑タイム。その後,夕食時間になり,てばまるさんは山の鼻に戻った。

DSC08644.jpg
【下ノ大堀の超定番ポイント。間もなくここも見頃になりそうです。今年は早い】

ボクも食事後,風が少しだけ収まったのを確認して今日の初ドローン。上空から黄昏れていく尾瀬ヶ原を眺めた。20分程度の飛行が終わる頃には寒くなってきたので,小屋で温かな風呂に浸かってゆっくり休んだ。今日は夜半から月夜だし,無理に起き出して星を撮らなくてもいいかな・・・
【2日目に続く】
nice!(12)  コメント(0) 

初尾瀬は,ドローンとともに・・・【5】 [尾瀬ケ原]

このシリーズ最後になります。
先週,尾瀬ヶ原で撮影した動画を編集しました。 4Kで撮ったものをFull HDに落として編集しています。
もともと今年は雪が少ない上に,ここにきて好天と暖かい気温の日が何日も続き,雪融けも急速に進んでいるものと思います。あれから,既に1週間も経ち,尾瀬も,すっかり様変わりしているでしょうね・・・

【ドローンで撮影するに当たっては,関係各所に許認可を頂いた上で撮影しております。】


nice!(11)  コメント(4) 

初尾瀬は,ドローンとともに・・・【4】 [尾瀬ケ原]

DJI_0161_mov0059.jpg
【上空から見ると雪面には不思議な穴が多数空いている・・・ 美味しいご飯が炊けた時のようです】
【ドローンで撮影するに当たっては,関係各所に許認可を頂いた上で撮影しております。】

 昨夜も絶好の星空が広がり撮影日和ではあったが,前日の疲れもあってよく寝てしまい,結果この夜の撮影は見送った。
 しかし,そのまま,朝の撮影も寝過ごすわけにもいかない。少しばかり早めに起きて準備を整える。時間的に間もなく陽が昇る時間である。急ぎで下ノ大堀に向かうと龍宮の出口付近の流れの所で三脚を立て,撮影している人影が見えた。てばまるさんと桐生さんである。ちょっと挨拶を交わして下の大堀付近に向かう。少し溶けかけた池塘の所に三脚を立て,日の出るのを待つ。

DJI_0162_pano0001.jpg
【この時間帯はスチルでも撮っておきたいし・・・,本当に忙しい時間帯だ】

 燧ヶ岳の右肩から毀れた光は,ちょうどろうそくの灯がともったように,至仏山を山頂から下へと染めていく。湿原に朝の光が来る前にデジタル一眼で撮影するが,ここでドローンを飛ばさない訳にいかない。一デジでの撮影を切り上げてドローンの準備を進めた。ちょうど撮影したい時間帯は通常の撮影でもドローンでの撮影でもそんな違いはない。この先,ドローンにのめり込めば込むほど通常のカメラでの撮影は益々疎かになるように感じた。困ったことにいつも通りノープランで湿原内をあちこち飛び回るが,見慣れない光景についつい飛行時間だけは延びてしまい,ついには持っていたバッテリーを使い切ったので急いで小屋に戻り,朝食をとることにした。最後かなと思ったが何とかそれだけは免れた・・・。

DJI_0142_mov0026.jpg
【下の大堀も既にかなり雪が溶けている。今年もミズバショウは早そうだ・・・】

 食事後,コーヒーをいただきながら出発前に小屋主さんを交えミニオフPART2。尾瀬沼経由で帰るてばまるさんとかおるさんがまず最初に出発。しばらくして,ふとKazuさんが机上にある一眼レフに気付く。てばまるさんのだ。電話をかけても通じず,連絡もできずに困っていたが,てばまるさんが途中まで行って気付いて戻ってきて事なきを得た。残りの尾瀬仲間もそれぞれのルートで下山となった。

DJI_0152.jpg
【残雪に覆われた尾瀬ヶ原。今年は雪融けが早かったが何とかこの光景が見られた】

 ボクもまずヨッピ方面に向かい橋の袂に荷物を置いて,ドローンでの撮影を試みた。今日は大清水に車を取りに戻るため14時に戸倉に着きたいのでのんびりもしていられないと思い,急いで歩き出すが三叉路付近まで来て,ストックがない事に気付いた。取りに戻るかどうか悩んだが戻ることに決め,この時点で大清水行きの最終バスに乗るのは諦めた。

DJI_0177_mov3.jpg
【ヨッピ橋付近から景鶴山に近づいてみると尾瀬ヶ原や燧ヶ岳の景色も一変する】

 こうなったら帰りは何時でもいいやと,開き直ってゆっくりドローンタイム。結局鳩待峠着は16:00。その後,タクシーで大清水に行くつもりであったが,ともさんの友人に送られ,てばまるさんの待つ大清水へ。そして,てばまるさんを乗せてかおるさんの待つ沼田駅へと向かった。皆さんの心温まるチームプレイのお陰でいろいろ細かなハプニングはあったものの無事に収まり,楽しい初尾瀬となった。

DJI_0182_mov0408.jpg
【所々に見られる雪原の不思議な模様。池塘のあったところから徐々に溶けていくようだ】
nice!(11)  コメント(0)