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錦秋の尾瀬を歩く [尾瀬ケ原]

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紅葉のピークを迎える尾瀬を訪れようと,台風一過の10月の3連休,1泊で尾瀬を歩いてきました。
台風の影響も残り,初日は昼頃まで小雨が降ったり,強風が吹いたりとちょっと荒れ気味の天候。
それでも少しずつ天気は良い方に向かい,夕方には星が見えるまでに回復しました。

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しかし,2日目は朝から曇り空・・・
天気もなかなか思うようにはいかないけれど,兼ねてから撮りたかった紅葉の三条ノ滝の撮影に向かいました。
途中,濡れた木道に足を取られ前のめりに転倒。手の付き方が悪く,右肩を脱臼・・・
何とか荷物を小屋まで運び,荷物を預け,その後の撮影は諦めて(痛いのを我慢してスナップ程度には撮影しました),そのまま病院に直行しました。現在は徐々に回復に向かっています。

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初日の夕刻と次の日の朝,少しだけ空撮も行いました。
光溢れる錦秋の尾瀬の空撮ができなかったのがどうにも心残りです。
【ドローンでの空撮に当たっては,各種法令を遵守し,関係各所に許認可を頂いています。】

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雨上がりの尾瀬を歩く【2】 [尾瀬ケ原]

【ドローンでの空撮に当たっては,各種法令を遵守し,関係各所に許認可を頂いています。】
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【諦めていた朝焼けだが,短い時間だけど少し焼けてくれた。】

いつものことながら,夜空が気になるところだが無情の雨音が響く。急速な回復は望めそうになく,朝方までゆっくり休む。
日の出近くなったので,最小限の物をザックに詰めて小屋を出た。さて,何処に向かおうか・・・。

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【赤い空を映す池塘を上空から撮ってみました。】

 明け方まで雨が降っていたので朝靄は皆無。ほんの一部に霧が流れている程度だ。雲の動きが激しく低い雲が次々と行き交う。ひょっとすると,少しぐらいは焼けてくれるかな・・・朝日に染まった雲が見え隠れして,それが周囲を照らす。湿原も湿り気の多い朝の空気も少しだけれど茜色に染まる。思いがけない展開に,急遽ドローンを飛ばしたものの,期待していたほどではなかった。

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【上空から見る方が秋は進んでいるように感じます。】

 良かったのはその時まで。また,どんよりとした雲に覆われてしまったので,小屋に戻って朝食をとることにした。いつもそれぞれの撮影が終わってからバラバラに朝食にしているが,今回はほぼ定刻通り,揃っての朝食は珍しい。
 朝食後はコーヒーを戴きながら,小屋主さんを交え談笑する。出発までのこの時間がまた,たまらない。
宿泊客が次々と出発していく中,いつも通り記念撮影を済ませ,僕らも出発の時間となった。
 直接鳩待峠に向かう人,尾瀬沼経由で帰る人,見たい花を求めて東電小屋経由で帰る人を次々に見送り,僕は,皆と別れて気ままにヤマドリゼンマイを空撮しながら帰ることにした。

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【もうすっかり秋のモード。ヤマドリゼンマイの黄葉は周囲が茶色に変色しチリチリになっています。】

 昼頃には天気が回復する予報だが,徐々に晴れる時間が長くなってきた。
 今回は雨で撮影は無理だろうと,重い5Dと三脚は車に置いてきたので,ミラーレスでの撮影に集中した。
龍宮十字路からヨッピ橋に向かうルートは周囲にヤマドリゼンマイが多く,早春や黄葉の頃の撮影を楽しみにしていた。今回も遠目に見るには綺麗でいいのだが,夏の猛暑と小雨の影響で周りが茶色に変色しているものがほとんどだ。 なかなかいいタイミングでこの黄葉を撮影できたことがない。

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【色彩豊かな尾瀬ヶ原。今後さらに色数を増すことでしょう。】

 それでも人通りの少ない木道脇のベンチに座り,の~んびりと光線待ちをしながら,気が向いたら撮影をする。あっという間に1時間以上が過ぎ,東電小屋経由で帰ると話していた尾瀬仲間と合流した。その後急速に天気は回復し,日差しが眩しく暑く感じられたが,湿原を吹き抜ける乾いた風が気持ちいい・・・。
やはり夏とは違う。山の鼻小屋で尾瀬仲間と昼食をとり,鳩待峠で解散となった。
最後にきて天気にも恵まれ,楽しいオフ会だった。また,来年も皆の元気な顔が見たいものである。

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【上田代の草紅葉はやや遅れ気味】
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雨上がりの尾瀬を歩く【1】 [尾瀬ケ原]

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【上空から見る尾瀬ヶ原は少しだけ秋が進んで見えました。】

 また今年もオフ会の季節がやってきた。なかなか出会えない尾瀬仲間もいるので一年ぶりの再会を楽しみにこの日を待った。
しかし,2日間とも雨の予報にテンションは下がりっぱなし・・・。

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【雨の滴がいっぱいのズミの実】

戸倉についてスマホで情報収集すると,尾瀬仲間は続々と尾瀬入りして今の尾瀬を見せてくれる。
相変わらず車の外は,雨がザーザーと激しい音を立てて降っていた。
こんな天候の中をカッパを着て歩いたことはここ暫くなかったので,どうしたものかと悩んだりもしたが,気持ちを奮い立たせ,バス連絡所に向かった。

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【湿原最後の花「エゾリンドウ」が湿原のあちこちに・・・】

個人なら間違いなく中止するレベルの雨なのに,連絡所には次々と人が集まってくる。
乗合タクシーは直ぐに満員となり,直ぐに鳩待峠まで運んでくれたが,そこには,やはりほとんど人影がない。
雨は相変わらず降り続けていたのでカッパを着たまま歩き始める。自由に写真を撮れないもどかしさはあるが直ぐに馴れた。
木道は雨に濡れいかにも滑りそうだ。幸い何事もなく山の鼻に到着できたが,雨は一向に止む気配さえない。

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【秋色の池塘に映った少しだけ見えた青空】

夕飯までに着くと尾瀬仲間に伝えてあるので,急ぐこともない。音を立てて落ちる雨や行き交う登山者をビジターセンターの窓からぼんやりと眺めた。
雨も徐々に弱まり,外も明るくなってきたので重い腰を上げる。
歩き始めて間もなく聞き慣れた声が響く・・・「和風子さん?」 やはり正解でした。
オフ会のメンバーと至仏山荘に昼食に行くと言うことだったので,一旦別れて一足先に龍宮小屋に向かう。

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【上田代は他よりも草紅葉の進み具合は遅いようです】

雨が上がったばかりなので湿原の植物が生き生きとしている。ズミの実も多くの滴をつけ雪だるまのようだ。
逆さ燧のポイント辺りまで来ると,晴れ間も見えだした。明日も飛ばせなかった時の保険と言うことで,何を置いてもまずドローン。
草紅葉の進行具合が気になったが,前回来た時とそれ程大きな変化はないようだ。

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【ヤマドリゼンマイは周囲が茶色に変色。夏の雨不足が原因か?】

その後もどんどんと天気は回復し,下の大堀が近づくにつれて晴れ間も見えるようになり,所々に光を振りまいていた。もちろん,これで飛ばさない選択肢はない。上空から見ると下から見るより秋の進んでいると感じる。雲間から漏れる日差しを受けてヤマウルシやナナカマドの赤,ヤマドリゼンマイの黄色がより一層鮮やかに輝く。
これで,明日雨になっても悔いはない。皆が待っている,龍宮小屋に向かおう・・・

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【やはり光を受けると紅・黄葉も鮮やかです。】

しかし,小屋に着いてもいつもの顔が見当たらない。急速に天候が回復したので皆,東電小屋方面に向かったらしい。
濡れたウェアを乾かしたり,風呂に入ったりしていると,いつしかオフ会のメンバーが集合した。
総勢15名。この雨の中みんなよく集まったものだ。
このメンバーが夕食後の食堂に集い,消灯時刻まで楽しい時間を過ごした。

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【池塘には空の色が映り込むのでやはり青空がイイです。】
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光と水が作る風景【2】 [尾瀬ケ原]

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【 ↑↑↑↑↑ 上空を覆っていた低い雲が朝陽に染められ真っ赤に燃え上がった ↑↑↑↑↑ 】

昨夜は,月が沈む頃に外の様子を確認すると,草むらからはあちこちで虫の声が響き,空には大きな月暈がかかっていた。
気温もかなり下がっており,昨日,8月としての最低気温を記録したのも頷ける。
星の撮影は諦めざるを得なかったが朝靄が出ていたので,明日の朝に期待して早めに寝ることにした。

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【 ↑↑↑↑↑ 雲の隙間から朝陽が漏れ出す。太陽が昇る位置も随分南に移動した。 ↑↑↑↑↑ 】

4時に起床して,下の大堀付近に向かう。上空は多くの雲に覆われ,朝靄も少なめだ。
東の空には黒い雲が居座り続けており,期待していた白虹は今回は無理だろうなと思っていたが,日の出の時刻になるまでは雲もだんだん薄くなり,隙間が広がった。

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【 ↑↑↑↑↑ 地上3mから見る白虹 ↑↑↑↑↑ 】

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【 ↑↑↑↑↑ さらに上空から見ると白虹は円形に・・・ ↑↑↑↑↑ 】

その隙間から漏れた光が上空を覆っていた雲を茜色に染め上げていく。このところ朝焼けや夕焼けを見るチャンスに恵まれているが,その中でも上位に位置する見事さだ。さらに,日の出の時刻になると,東の空から湿原に光があふれ出した。
ひょっとするとと思い,白虹のを確認するとやはり出ていました・・・お目当ての白虹が。

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【 ↑↑↑↑↑ 龍宮小屋付近の湿原に広がる指紋状地形 ↑↑↑↑↑ 】

ドローンによる空撮をしようと急いで準備をして飛行開始。
今回の朝靄は下の大堀・イモリ池上空に偏っているのでそこを中心に撮影した。
朝靄はやや薄いが,朝靄を通して至仏山や湿原が見えるので寧ろ好都合だ。
それほど長い時間ではなかったが,撮りたかった白虹を撮影してゆっくり朝食を味わう。

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【 ↑↑↑↑↑ ヤマドリゼンマイも少しずつ色づいてきました ↑↑↑↑↑ 】

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【 ↑↑↑↑↑ 秋風に揺れるダケカンバ ↑↑↑↑↑ 】

その後,龍宮小屋でのんびりしてヨッピ経由で帰宅した。
午後は近づいている台風の影響か,風も強まってきたのでドローンでの撮影はできなかった。
途中,Facebookの友達繋がりで新しい出会いもあった。尾瀬の秋の始まりと尾瀬人との繋がりを実感した今回の尾瀬だった。

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【 ↑↑↑↑↑ ちょうど見頃だったアケボノソウ ↑↑↑↑↑ 】

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【 ↑↑↑↑↑ ツルニンジンは愛嬌のある面白い形をしています ↑↑↑↑↑ 】

【ドローンでの空撮に当たっては,各種法蓮を遵守し,関係各所に許認可を頂いています。】
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光と水が作る風景【1】 [尾瀬ケ原]

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【 ↑↑↑↑↑ 月暈のかかった月がゆっくりと至仏山に沈んでいきます ↑↑↑↑↑ 】

一時の灼熱地獄のような天気が嘘のように朝夕は涼しさを感じる毎日が続いている。
そろそろ尾瀬も秋の装いを始める頃だ。その変化を見極めたくて,2週間ぶりの尾瀬に向かう。

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【 ↑↑↑↑↑ 今回たくさん見られたイワショウブ ↑↑↑↑↑ 】

この日を選んだのは,少しでも人混みを避け静かな尾瀬を歩きたいとの思いからだ。
お盆過ぎのこの時期は,尾瀬も一段落して閑散としていることが多いが駐車場には車が溢れていた。
青い空が覗く鳩待峠。車の割には人も少なく閑散としている。
アヤメ平に向かう選択肢もあったが,天候も予報ほどよくないので山の鼻に向かった。

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【 ↑↑↑↑↑ ウドの実。森の中の線香花火のようです。 ↑↑↑↑↑ 】

森の中は,オオバタケシマランやサンカヨウの実,カニコウモリ,トリカブト等の花が目に付いたがめっきり寂しくなった。
山の鼻は下山する登山者で賑わっていた。
研究見本園で昼食をとってのんびりしていたが,天候は急激に回復しそうにもないので,龍宮小屋に向かう。

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【 ↑↑↑↑↑ ジョウシュウトリカブト。この淡いグラデーションが素敵です。 ↑↑↑↑↑ 】


上田代付近に差し掛かると湿原の中に数人の人影が見える。今年行っている湿原調査の調査班の人たちだろう・・・
人通りも少なくなったので,ベンチに荷物を置いて空撮を行う。
ちょっと前は鮮やかな緑色の絨毯を敷き詰めたような湿原も,いつの間にか赤茶けた模様が見られるようになった。
午後3時を過ぎるとすっかり人通りも少なくなり,湿原を吹き抜ける風や虫の声が大きく聞こえる。

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【 ↑↑↑↑↑ 上空から見るケルミシュレンケ複合体 ↑↑↑↑↑ 】

小屋に向かおうとすると下山する神﨑さん,湿原調査中の安類さんに次々にお会いして,いろいろと貴重なお話を聞くことができた。
この日は夕方まで薄い雲に覆われていたため写真的な成果はほとんどなかったが,最後の最後に日暈や月暈のかかった写真撮ることができた。

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【 ↑↑↑↑↑ 日没時には日暈も見ることができました。 ↑↑↑↑↑ 】
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